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泌尿器科urology

当院の泌尿器科について

泌尿器科は腎臓や膀胱などの疾患に対応する科目です。
泌尿器の疾患は頻尿・血尿・尿が出ないなど様々な症状が出ます。
腎臓機能の低下や、結石ができている、細菌感染などその原因は様々です。
こういった疾患に対して、外科と内科の両面から治療を行える体制を整えております。

泌尿器分野で多い症状

  • 頻尿
  • 血尿
  • 排尿しづらい
  • 尿が出ない
  • 多飲多尿

泌尿器科の診断・検査

泌尿器の疾患はダメージを受けている臓器によって症状が異なります。特に泌尿器の疾患は慢性化しているものもあるため、定期的に検査を行うことが重要です。
また、泌尿器のみなのか、他の疾患が影響しているのかなどの原因を精査することが重要となります。そのため、多面的に検査できる体制を整えております。

泌尿器科の検査

検査名 検査の目的
尿検査
(試験紙・顕微鏡)
試験紙や顕微鏡などを使用して、細菌、結晶、炎症などの尿内の成分を確認します。
尿検査
(尿比重)
尿比重計を使用して、尿中成分の状態を実数で測定します。
尿検査
(UPC)
腎臓病を進行させるといわれている尿たんぱくを測定する検査です。
画像診断
(レントゲン検査)
腎臓の大きさや形、結石の有無を確認することができます。
必要に応じて造影剤を使用し、腎臓の詳細な評価も行います。
画像診断
(腹部超音波検査)
腎臓や膀胱の大きさ、状態などを確認します。
また腎血流や結石の有無についても確認します。

代表的な泌尿器科の病気

泌尿器科で一般的な病気の一部をご紹介します。

慢性腎臓病(CKD)
病気の概要及び症状

慢性腎臓病とは、ヒトの米国腎臓財団が2001年に発表した透析導入前の腎疾患の管理を含めたガイドラインの中ではじめて提唱した疾患概念で、①3か月以上持続する腎障害または②3か月以上持続する糸球体濾過量(GFR)の低下を示すものと定義されています。
いわゆる、多飲多尿という多くの水を飲んで大量の尿をする、と言う病気の一つです。

犬の尿結石
病気の概要及び症状

発現する臨床症状は、結石の局所刺激性炎症症状である疼痛、血尿、尿路閉塞などに起因し、下部尿路においては排尿異常として現れます。また、上部尿路においては、片側性病態では非特異的にみられる腹痛や血尿以外には特に明確な症状を認めることなく見過ごされるケースが多く、両側性では、重度腎障害を引き起こすケースが一般的となっています。

猫下部尿路疾患
病気の概要及び症状

猫尿路下部疾患とは、猫における下部尿路に生じる疾患に起因する様々な臨床症状を包括した用語であり、特定の病院や疾患名を指すものではありません。
猫尿路下部疾患では、一般的に、頻尿、排尿時間の延長、不適切な場所での排尿、排尿痛(排尿時に鳴く)、血尿、膿尿、失禁といったさまざまな下部尿路症状がみられます。
閉塞性猫尿路下部疾患では、上記の症状に加えて、排尿困難や触れるのを嫌がる、外陰部を過剰に舐めるといった行動がみられます。完全閉塞が24時間以上経過すると、前述の排尿異常のほかに食欲不振、嘔吐、沈うつといった腎後性高窒息素血症の臨床症状がみられるようになり、さらに病態が進むとショックに陥ることがあります。

尿道閉塞
病気の概要及び症状

尿道閉塞は機械的な閉塞と機能的な閉塞に分けられます。機械的な閉塞は①結石などの異物による閉塞②器質的狭窄があり、機能的な閉塞は①脊髄より上位の中枢神経障害②尿道括約筋の痙攣③排尿筋ー尿道協調不全があります。

前立腺肥大
病気の概要及び症状

前立腺肥大は、精巣から分泌される性ホルモンの働きにより発生します。前立腺容積が増大すると、骨盤腔内で直腸を圧迫し、排便異常や排尿困難を引き起こします。