愛知県名古屋市中川区の動物病院 ふくだ動物クリニック土曜・日曜・祝日も診察。中村区、熱田区、中区、港区にも近い場所です。

求人情報
web予約
メニュー
tel トリミング

整形外科orthopaedic-surgery

当院の整形外科について

整形外科の病気は、先天的な異常(奇形)や幼少期から発症する病気もあります。
そのため、日常的に散歩時などから歩き方や段差の上り下りなどを観察しておくことが重要です。整形外科の病気は発症して早期に診断や治療を行うことができるとや、悪化を防ぐことも可能です。気になる症状があれば病院へご相談にお越しください。

整形外科分野で多い症状

  • 歩きにくそうにしている
  • 足を引きずっている
  • 足を上げたままにしている
  • 長時間のお散歩ができない
  • 高いところに登れない
  • 歩幅が狭くなる
  • 立ち上がれない
  • 頭を上げると痛がる

整形外科分野で多い症状

その他にも関節や歩き方など、気になる点があればお気軽にご相談ください。

整形外科の診断・検査

整形外科においては、骨折だけでなく、歩き方や関節の曲がり方などの見た目に分かる症状もあります。
また、犬種により、なりやすい病気もあります。まずは、どのような症状が現れているかの問診を行いながら、部位の特定や負荷の度合いを測定する検査を進めていきます。

眼科の検査
検査名 検査の目的
触診 股関節や関節を触診にて判断します。
レントゲン検査 レントゲン検査を行い、骨折や脱臼の状態を把握します。
画像診断(CT検査) CT検査を行い、骨折部位や患部の状態を把握します。
(CT検査が必要な場合は提携病院をご紹介します)
整形外科的検査 歩行検査などで、歩幅や姿勢の状態から、異常のある部位の検出や負荷の度合いを測定します。
神経検査 椎間板ヘルニアなどで、神経の走行に障害を与えることがあるため、障害部位を特定します。

代表的な眼科の病気

整形外科分野で代表的な病気の一部をご紹介します。
当院で対応できない症例は専門病院へ紹介しております。

前十字靭帯断裂
病気の概要及び症状

前十字靭帯は膝関節を過敏に伸展させたり、強く内旋させたりした時に断裂します。犬ではスポーツによる外傷によっての断裂はまれで、ほとんどが加齢性および変性性変化が予め靭帯に生じていて、力学的ストレスが後押しすることで断裂します。その為、散歩や階段を昇るといった日常生活で行うような軽微な運動をしただけで損傷してしまうことがあります。一方で、猫では外傷による発症が一般的です。前十字靭帯が断裂した場合、半数以上の症例で半月損傷が併発します。

膝蓋骨脱臼
病気の概要及び症状

膝蓋骨の脱臼は、いわゆる“膝の皿”が、本来あるべき部位からはずれてしまうもので、大腿四頭筋群の機能を阻害し、荷重関節としての膝関節の支持性を著しく損ないます。通常は、ヒザの内側に脱臼する事が多く、外側に脱臼する事は稀です。

関節リウマチ
病気の概要及び症状

関節リウマチは、免疫不在性多発性関節炎の一つとして分類されていますが、正確な病態はいまだ解明されていません。症状はきわめてヒトの関節リウマチに類似しています。関節リウマチは中年齢の小型犬に多く発症し、性差はありません。

変形性関節症
病気の概要及び症状

変形性関節症とは、肥満による関節への負荷、関節支持靭帯の損傷等や関節軟骨の代謝異常により、軟骨の変性、関節構造の変化を呈する慢性、非感染性関節症のことです。
一般に、変形性関節症を発症した関節では、関節の腫脹による慢性疼痛、あるいは関節軟骨層の菲薄化や潰瘍による著しい疼痛を発現します。また、関節周囲の変形による関節可動域の制限とその際に生じる組織間の干渉による疼痛が生じます。

椎間板ヘルニア
病気の概要及び症状

椎間板ヘルニアとは、椎間板が正常の位置からずれて、脊髄を圧迫することで麻痺などの神経症状を現す疾患です。椎間板の一部が椎間板から離れて、脊髄を圧迫しているということもあります。椎間板ヘルニアは、・ハンセンⅠ型・ハンセンⅡ型という2つのタイプに分類できます。それぞれのタイプにより、症状の傾向などが異なります。

若年性骨折
病気の概要及び症状

骨折の症状は、部位や程度によって異なりますが、もっとも多く見られる症状は局所の「痛み」「腫れ」です。犬に特に多いのが 「前足の骨折」です。椅子やソファの高さからジャンプしただけで、骨が折れてしまうケースはよくあることです。骨折すると、折れた前足をかばうように上げたまま歩く、足を引きずって歩くなどの歩行障害が見られるようになります。